住民による防災訓練寸劇。 臨場感あふれる、住民の皆さんが理解しやすい防災訓練をご提案します。

防災組織の立ち上げは?

 更新日:2021年06月17日

*防災組織の立ち上げは?

あなたの団地・マンションに防災を担当する組織はありますか?


本来は自治会やマンションの管理組合などがその任務を担うのが普通ですが、残念ながらどちらも
最近では役員が一年交代のところが多く、なかなか防災にまで目が行き届かず、充分な対応が出来て
いない場合が多いようです。


 ですので、防災組織は別に立ち上げる方が現実的です。


これまで自治会や管理組合の役員をやった方たちの中で防災組織が必要と考えていた方や現在の自治会長・管理組合理事長も巻き込んで、立ち上げるとよいでしょう。
その方が、必要な資機材を購入する際の予算の計上もしやすくなりますし、自治会・管理組合もかかわっている事が住民の方にも分かり易くなり、安心して活動に参加してもらえます。


 メンバーが決まれば、まず防災組織の名称と役員、目的、それに沿った規約などを決めましょう。


規約などは、既存のモデルを活用して、自分達の団地・マンションに適した規約を作成しましょう。


あまり細かい個所にこだわらず、まず作成しましょう。


不都合があればまた改訂すれば問題ありませんので。


 必要と思われる係も、指名された方は普段の防災・減災の啓蒙活動を行う係と割り切りましょう。


災害発生時は、その時災害対策本部に集まった方の中から必要な役職、必要な係を決めて、活動しましょう、事前に指名された役員、係が災害発生時団地・マンションにいるとは限りませんし、いても本人或いは家族が被害を受けていて災害対策本部に駆けつける事が出来ない可能性もあります。


その場に集まれた方で災害対策本部を立ち上げましょう。


人数が足りない場合は、対策本部近くの住民や救助現場近くの住民で、被害の軽微な方にお手伝い願いましょう。


資機材の購入に何年かけるか、防災訓練をどのように、どのくらいの頻度で行うか?など計画も立てましょう。それぞれの団地・マンションの立地状況によっては、必要な資機材に違いが出てきますので、よく協議しましょう。


 メンバーで協議の上必要な資機材が確認できれば、自治会或いは管理組合で予算化してもらい、順次揃えて行きましょう。購入したものに関しては、必ず定期的に使用訓練を行いましょう。


人間は、触ったことのない機械は、いざという時使えないものです。又、一度使っても、時間が経って
しまうと使い方を忘れるものです。定期的に使用訓練を行いましょう。


防災訓練に関しては、いつ、どのように行えばより多くの住民が参加するか考えましょう。


美化デーなどのように、すでに多くの住民の方があつまるイベントがあればそれに合わせて行うと人を集めやすいでしょう。


 よく行われている水消火器での初期消火訓練、煙体験、三角巾の使い方、はしご車での救助訓練などは一度は参加してくれても継続して参加してもらうことは難しいと思われます。


最近、マスコミや政府から頻繁に地震や災害の危険性について報道されています。

住民の皆さんも、実際に災害が発生した場合に役に立つ訓練を求めています。

ご興味のある方は、下記URLをご覧ください。より詳しい事が分かります。

防災訓練お助け.com:https://bousaikunrenotasuke.com