住民による防災訓練寸劇。 臨場感あふれる、住民の皆さんが理解しやすい防災訓練をご提案します。

プロフィール

防災士 岡誠治

1949年(昭和24年)生まれ。


小さい頃からのあこがれもあり、大学は北海道大学畜産科を卒業後、ブラジルに移住。
10年現地で生活した後、事情あって帰国。


帰国後、日本人の防犯に対する意識のなさに驚きながら、ブラジル並みの防犯意識で生活。
合わせて、日本の災害の多さに、少しづつ防災用品など揃え始める。


子供が小さいうちは、子どもとの遊びと万一被災した場合役に立つと思い、キャンプ用品を揃えよく遊びに行く。
東日本大震災後、自分たちの住んでいる団地に防災組織がない事に不安を覚え、管理組合・自治会の役員と共に、自主防災組織を立ち上げる。


以後、10年余りにわたり、毎月ミーティングを繰り返し、規約作成、マニュアル作成、必要な報歳資機材の調達、防災訓練の企画・実施に努める。


毎年1~2回行う防災訓練の内容に関し、単に消防署のやってくれる訓練だけでは実際に災害が発生した際十分な活動が出来るか不安に思い、自分なりに具体的な場面を想定して訓練シナリオを提案し、防災組織のメンバーからも意見も取り入れながら実施してきた。
団地住民が多数集まる場でも毎回違った訓練シナリオを作成して防災訓練寸劇を行ってきたところ、「面白い」、「実際に動いて見せてくれるので分かり易い」などの評価をもらう。


管轄の消防本部でも防災訓練寸劇の内容に問題がないか相談したところ、消防書が提供する防災訓練よりも具体性に富み、又同じ住民の方の演ずる寸劇なので親しみも湧き、住民の皆さんの記憶に残りやすいでしょうとの高評価を戴いた。


マンネリ化しやすい、具体的な防災処置を伝えにくい防災訓練ではなく、被災した際すぐ役に立つ防災・減災処置を住民に知ってもらうために、大変有益と思えるこの防災訓練寸劇を多くのマンション・団地の皆さんに広めるべく、日夜活動しています。