夜、大地震が起きて町全体が停電になった時の暗闇、体験したことありますか?
本当に真っ暗闇になります!
防災訓練で暗闇体験やその中での救出訓練したことありますか?
普段の生活では、街の街灯やマンション・団地の野外の照明などでそれなりの明かりが窓などからはいってくるので、本当の意味での真っ暗闇を体験することは難しいですが、災害などで街全体が停電になると本当に真っ暗闇になります。
3.11の東日本大震災の後の計画停電を経験された方は、野外などでは本当に真っ暗闇になったことは覚えておられると思います。
そんな状態で、もし眠っていたら、洋服ダンスや本棚、奥様の化粧台や姿見などが倒れてきて、大けがをしたり、挟まれて動けなくなったり、照明器具を探しに行って割れたガラスや食器の破片で足を更に怪我したり、そのような状況の中どこへ飛んでいったかわからない照明器具を探したりしなければなりません。
その暗闇の中で、あちこち飛び散った懐中電灯や足を保護するための厚底の靴やスリッパを探すのは容易ではありません。
そのような危機状況を打開してくれるのが照明器具と厚底の靴やスリッパのベッドや寝室の柱への固定です。
真っ暗闇の中でもその二つがすぐ見つかれば、足の安全が確保され、照明器具も使えます。
もし家族に被害があれば、ガラスや食器の破片などで足が傷つくことなく救助・救護策をとることが出来ますし、もし隣人の手助けが必要であればすぐ呼びに行くことも出来ます。
その際は、助けに来てくれた隣人にも靴を履いたまま家に上がってもらいましょう!隣人がヘッドライトなど、手が空く照明器具を持っていれば別ですが、救助をしてもらうには照明器具が複数必要です。居間や台所などにも柱などに照明器具を固定しておきましょう!
出血している場合は綺麗な水で汚れを落とした後、止血処理をしておきましょう。
家の中の状況を確認しながら、家族の安全も確認できたところで、余震に対する最低限の安全対策をしたり(倒れた家具は起こしても又倒れる可能性があるので、しばらくは倒れたままにしておきましょう)、通電火災を避ける為に電気製品のコンセントや延長ケーブルを差込口から抜いたりします。
これらの諸作業を住民有志の簡単な寸劇でマンション・団地の防災訓練時住民の方にお見せすれば、夜中に災害が起きて街中停電になるなか、家族がけがをした場合の対処方法を住民の方たちに理解してもらうことができます。
見ている住民の皆様にとっては、住民有志の方たちは、普段挨拶を交わしたり、一緒に管理組合や自治会の活動などを一緒にした事がある方であったりするので親しみがわき、又その舞台設定が誠に簡単な設定で笑えるものであったり、にわか仕立てのため演者が失敗したり、言い間違ったりすれば笑いの対象になったりするので、深刻な状況設定であっても気軽に楽しみながら観る事が出来ます。
加えて、その途中や終了後、主催者からその寸劇の趣旨や使う道具の説明や応急処置法、そのほかの選択肢なども説明すれば、住民の皆さんもよりよく理解することができるでしょう。
ご興味のある方は、下記URLをご覧ください。より詳しい事が分かります。
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