住民による防災訓練寸劇。 臨場感あふれる、住民の皆さんが理解しやすい防災訓練をご提案します。

簡易トイレの準備の仕方

 更新日:2021年07月16日

簡易トイレの準備の仕方

皆さん、簡易トイレに関してはどのような認識をお持ちでしょうか?

災害が起きた際、一番困るのがトイレです。

毎日一人が何回も利用しましが、災害時(特に地震時)配水管が壊れている可能性があるので団地・マンションでは利用が禁止されます。

配水管が壊れていないことが確認されても、断水の場合、小便は流せても大便は流せません。

お風呂の残り湯をバケツで流しても大便はうまく流れないようです。

電動式のトイレの場合も、停電になれば利用できません。

市販の簡易トイレを人数分×回数分×二週間分(電気・水道が復旧すると思われる期間)確保するのは金額的に大変です。

おすすめは、黒い不透明なごみ袋(45L)を人数分・回数分・二週間分、半透明のごみ袋(45L)を20枚ほど、においを通さない厚手のごみ袋を20枚ほど、凝固剤、消臭剤、古新聞を細切りしたもの、プラスチック製収納ボックス(70L?ベランダにおける大きさ)を準備し、自宅のトイレに半透明なごみ袋を下に、その上に黒い不透明なごみ袋をかぶせ、大便をするたびにその上に凝固剤・消臭剤・細切りした古新聞をふりかけ、黒い不透明なごみ袋だけを取り出し、口を固く結び、ベランダなどに置いたプラスチック製収納ボックス(蓋つき)に保管することです。
それで汚物収集作業が開始されるまで、各家庭で便類(少なくとも大便)は保管しなければなりません。

小便は、配水管が問題ないことが判明すれば、そのまま流しても大きな問題にはならないでしょう。


団地・マンション在住者は、普通在宅避難になりますので、トイレに関してはこのような準備が適しています。

車を運転中に被災した場合や行楽中に渋滞に遭遇した場合などに備えて、車中に簡易トイレを複数個用意しておくと安心です。

ご興味のある方は、下記URLをご覧ください。より詳しい事が分かります。
防災訓練お助け.com:     https://bousaikunrenotasuke.com/