住民による防災訓練寸劇。 臨場感あふれる、住民の皆さんが理解しやすい防災訓練をご提案します。

照明器具の固定

 更新日:2021年07月16日

照明器具の固定

 

近々起きると予想されている首都直下型地震や東南海地震への備えの一つとして、家のあちこちに照明器具を設置しておきましょう。


いつなんどき地震が起きるかだれも分かりません。


大きな地震が起きた際、停電になる可能性が大きいです。


家の中だけの停電では、本当の暗さはわかりませんが、町全体の明かりが消えると本当の真っ暗闇になります。


そんな状態で、照明器具を探すのは大変です。


まずは自分とその時家にいる家族の身の安全を確保し、そのあと照明器具を探しますが、どこかの引き出しに入れてあればその引き出しまで真っ暗闇の中を手探り状態で移動しなければなりません。


崩れた家具や物が床に散乱しているでしょうし、食器棚から飛び出て割れた食器の破片が散乱していたり、ガラスや陶器製の小物類が割れて散乱しているかもしれません。


場合によっては、保管してあった照明器具が、どこかに飛んでいっているかもしれません。


たかだか照明器具一つを探すのにもたいへん苦労しかねません。


ですので、家の中には照明器具(懐中電灯)を複数準備しておきましょう!


しかもネジくぎなどで壁や柱に固定しておきましょう!


台所、居間、寝室、トイレ、玄関などに。


これだけ設置しておけば、暗闇の中でも一番近くにある照明器具設置場所に手探りでもたどり着けますよね!


そのあとは明かりをつけて、足元に気を付けながら避難行動をとればよいかと思います。


設置した後は、一年に一度くらいは点灯できるか確認しましょう。


家族で防災の日を決めて、その日に照明器具のチェックや様々な防災の自宅訓練をするとよいですね!